パパのおとうさん(わたしにはおじいさん)が入院してそのお見舞いに行った病院で偶然パパと再会しました。パパとママが離婚してから数年が経ってわたしは中学生になっていました。パパのことはテレビや雑誌では見ていたものの実際に顔を合わせるのは5、6年ぶりのことでした。
真っ白いスーツを着たパパが病院の廊下を向こうから歩いてきて「りえ子か? りえ子か? 大きくなったなぁ」と言いました。わたしは突然の出来事に動揺してただただ泣くばかり。パパがとても大きく見えました。
そしてその3ヶ月後、映画「リトルロマンス」を見て食事をするという初デートに行きました。写真はそのときのものです。再会したふたりはまるで付き合いはじめたばかりのカップルみたい。
ここからまたパパとわたしの交流がはじまりました。